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ドクターカー購入 支援を 

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済生会県病院 CF呼びかけ

 救急、災害医療の現場を市民に広く知ってもらおうと、済生会滋賀県病院(栗東市)は11日、ドクターカーの購入費を募るクラウドファンディング(CF)を開始した。目標金額は2000万円で、同病院は「地域医療をさらに充実させることが出来るよう、幅広く支援をお願いしたい」としている。(角川哲朗)

「命を救う活動 知って」

ドクターカー購入へのCFを呼びかける越後・救命救急センター長(栗東市で)

 同病院は1924年に大津市で診療所を開設し、37年に病院に昇格。62年に栗東市の現在地に移転した。96年4月に救命救急センターの指定を受け、湖南地域の3次救命救急センターとして医療活動を行っている。

 ドクターカーは2011年から導入しており、救急車型など2台を保有。更新予定の1台は14年から稼働しており、消防の要請を受けて医師や看護師が乗って現場に駆けつけるタイプで、現場到着後速やかに治療を開始したり、搬送中の車内で治療できたりするなどのメリットがある。

 出動要請は14年度に615件、22年度946件、23年度975件と年々増加傾向で、今年度は1000件を上回るペースだという。

 また、同病院は地域災害拠点病院にも指定されており、11年の東日本大震災では医療チームが被災地で治療にあたった。このドクターカーを使って、16年の熊本地震のほか、今年1月の能登半島地震でも計4回にわたって医療チームが出動しており、10年間で総走行距離は10万キロ近くになったという。

 緊急走行や被災地での活動は通常とは異なり過酷な環境のため車両に負担がかかるなどとして、買い替えの必要があると判断。車両代は1台1200万円~1400万円かかり、「ひとりでも多くの市民の方に、命を救う活動を広く知ってもらいたい」とCFで購入費を募ることにしたという。

 5000円~100万円までの8コースを用意しており、集まった募金はドクターカーの購入費やCF手数料に充てる。

 同病院の越後整・救命救急センター長は「ドクターカーは特に脳卒中や心筋
梗塞こうそく
などの治療で患者に合わせた適切な処置が可能となるなど有用性が高く、地域医療の充実に貢献できると確信している。地域の方々に救急医療の重要性を考えてもらえるきっかけになれば」と呼びかけている。

 寄付は9月9日午後11時まで、CFサイト「READYFOR」内の専用サイト(https://readyfor.jp/projects/saiseikai-shiga)で受け付ける。

 問い合わせは同病院(077・552・1221)。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE ドクターカー購入 支援を 

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