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にぎわう長浜へ文化祭

にぎわう長浜へ文化祭

21日、サバイバルゲーム 22日、謎解き体験

市中心部で初開催 若者ら企画、運営

未来の長浜をイメージし、学生がデザインしたイラスト
未来の長浜をイメージし、学生がデザインしたイラスト

 長浜市内に在住か在学の高校生や大学生らが、地域のにぎわい創出のため企画・運営する催し「まちの文化祭」が市中心部で初開催されている。先に開店したカフェは盛況で、21、22両日にはサバイバルゲームとボードゲーム体験を開催。空き店舗を飾るイラストも制作している。市は「街の活性化やまちづくりを担う若手人材の育成につながれば」と期待している。(清家俊生)

 まちづくりに関心のある高校・大学生19人や地元企業、市でつくる実行委員会の主催。学生らは5月から、集客につながるアイデアを出し合い、予算や会場の確保、告知など準備を進めてきた。費用は市の委託費と協賛金でまかなった。

 初日の14日は、JR長浜駅に隣接する「えきまちテラス長浜」(北船町)で1日限定のカフェを開店。県立長浜農業、虎姫、米原高の女子生徒4人が考案した「プリンモンブラン」などスイーツ40食、ノンアルコールカクテルなどドリンク60杯が完売した。

 虎姫高1年の金澤羽美さん(16)は「市への説明や予算を考えるのは大変だったが、お客さんから『おいしい』と言われてうれしかった」と話した。

 21日は午後1時から、長浜北高生と県立大生が企画したサバイバルゲームを市曳山博物館広場(元浜町)で行う。弾が出ず安全な赤外線レーザー銃で戦う。有料で、当日参加可能。道具のレンタルもある。

 22日は午後1時から、さざなみタウン(高田町)で長浜バイオ大生による「謎解きボードゲーム」を開催。参加者が物語の登場人物を演じ、課されたミッションを達成しながら、会話を通して事件の真相に迫る「マーダーミステリー」(1000円)や、ボードゲーム(500円、小学生以下無料)が楽しめる。当日参加もできる。

 また、県立大の女子学生3人は、「若者が語り合う未来の長浜」をテーマに考えたイラストを制作し、長浜大手門通り商店街(元浜町)の空き店舗のシャッターに貼り出す。今月中にお披露目するという。

 同大大学院2年の安田希亜良さん(24)は「気兼ねなく川遊びができる米川の景色と魅力を表現した。観光客へのアピールになれば」と語った。

 実行委の中井健太さん(24)は「若者が長浜ににぎわいを生もうと真剣に考えた催し。ぜひ参加して」と呼びかけている。

 問い合わせは中井さん(090・5337・3507)へ。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE にぎわう長浜へ文化祭

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