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ノーベル賞・坂口さん 出身の長浜で祝う会

ノーベル賞・坂口さん 出身の長浜で祝う会

浅見市長(右)から花束を受け取る坂口さん(長浜市で)
浅見市長(右)から花束を受け取る坂口さん(長浜市で)

 長浜市出身で大阪大特任教授の坂口志文さん(74)がノーベル生理学・医学賞に選ばれたのを受け、市は7日、坂口さんを招いて「お祝いの会」を開いた。

 会は市役所東側広場で行われ、集まった市民ら約400人が拍手で迎える中、坂口さんが入場。浅見宣義市長が「市民に大きな感動と希望を与えてくれた」とあいさつした。

 坂口さんは「子どもの頃から自転車で琵琶湖や伊吹山に遊びに行った懐かしい私の帰ってくる場所です」と述べ、「若い人たちは稽古ごとでも、スポーツでも続けることが大事。続けていくことで新しい発見もできる。頑張ってほしい」と語った。

 会場では、母校の県立長浜北高吹奏学部が「銀河鉄道999」などを演奏し、お祝いムードに花を添えた。坂口さんにサインをもらった市立長浜北小5年の男児(11)は「世界の賞を取ったすごい人にもらえてうれしかった。陸上をやっているので、記録を出せるよう頑張りたい」と喜んでいた。

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