追加料金なしで読売新聞オンラインのすべての記事が読めます!

フードドライブ協定

フードドライブ協定

甲賀市社協とコンビニ

店内に設置された専用の回収ボックス(甲賀市で)
店内に設置された専用の回収ボックス(甲賀市で)

 甲賀市社会福祉協議会とコンビニ大手「セブン―イレブン・ジャパン」は27日、家庭で余っているレトルト食品や缶詰といった食料品の寄付を募る「フードドライブ」に関する協定を結んだ。同日午後には、市内のセブン―イレブンに専用のボックスを置いた。

 市社協は2020年から、フードドライブの拠点として「

こころステーション」を開設。市内4か所の同ステーションに集まった食品を支援が必要な人たちに配っている。しかし、週1~3日の開設時間中に集まる食品には限りがあるのが課題だった。

 セブン―イレブン・ジャパンは22年に埼玉県でフードドライブを実施。これまで全国52自治体の店舗に広がっており、甲賀市内の店舗オーナーから「協力したい」という声があり、同市が53番目の自治体となった。

 滋賀県内のセブン―イレブンでは初の試みで、専用ボックスは▽甲賀市役所前▽水口町松尾▽土山町市場▽信楽長野▽信楽町中野――の5店舗に設置。寄付の対象は、賞味期限が2か月以上あり、未開封で常温保存できるものとなっている。

 同ステーション信楽の歯黒あずさ代表(40)は「コンビニには、いつでも持ち寄れるメリットがある。企業が声かけしてくれれば認知度も上がるはず」と期待していた。

滋賀の最新ニュースと話題

[紹介元] YOMIURI ONLINE フードドライブ協定