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八十八夜に新芽摘み…大津・日吉茶園

八十八夜に新芽摘み…大津・日吉茶園

神職や巫女ら

日吉茶園で新茶を摘む森宮司(中央)ら(大津市で)
日吉茶園で新茶を摘む森宮司(中央)ら(大津市で)

 八十八夜の1日、日本最古の茶園とされる大津市坂本の日吉茶園で茶摘祭が営まれ、近くの日吉大社の神職や
巫女みこ
ら約100人が丁寧に新芽を摘み取った。

 日本茶の歴史は805年に唐から戻った天台宗祖・最澄が持ち帰った茶の種を坂本で栽培したのが始まりと伝わる。同茶園は県道拡幅工事に伴い再整備されたばかりで、この日は管理する同大社の森真吾宮司らが茶摘みを行い、新茶を
唐櫃からびつ
に入れて西本宮まで運んだ。

 摘んだ茶は、最澄の命日(6月4日)に比叡山延暦寺で営まれる法要などで供えられる。

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