大津市消防 消防士転落死 追悼式
大津市消防局は、訓練中に消防士の青木裕樹さん(当時31歳)が転落死した事故から1年となった1日、事故現場の旧中消防署(御陵町)で追悼式を行った。

式には、弓坂則行・消防局長ら職員60人が参加。事故が起きた午後3時20分頃に合わせて黙とうをささげ、弓坂局長が「階級や職責を超えて一致団結し、徹底した安全管理を推し進める」と再発防止を誓った。
事故を受けて、市消防局は8月1日を「安全誓いの日」に制定。この日は、追悼式のほかにも、市内の全消防署で安全に関する研修を行った。
市消防局によると、青木さんは昨年8月1日、旧中消防署で宙づりになった人を救助する想定の訓練中に約4・7メートルの高さから落下して死亡した。詳しい事故原因や再発防止策は「適切なタイミングで公表したい」として、発生から1年たった現在も明らかにされていない。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 団結し安全管理 誓う