山王祭 「午の神事」など行事続々
湖国三大祭りの一つ「山王祭」は、12~14日に日吉大社(大津市坂本)で主要行事が営まれる。
山王祭は男女の祭神が結婚、出産に臨む姿を再現する1200年以上の歴史がある神事で、五穀
などを祈願。3月に奥宮にあげられた
に祭神がうつり、麓の東本宮へ渡る。
12日夜には「
の神事」があり、
と呼ばれる担ぎ手約200人が2基の神輿を担ぎ、
の火を頼りに八王子山(381メートル)の奥宮を出発して、山道を下った。
13日は雨が降る中、神様の安産を願って神輿に日吉茶園の茶を献上する献茶祭や、
に
姿の稚児がお祝いの花飾りを引いて供える「花渡り式」が行われた。夜には神輿を揺さぶり、地面に落とす出産の儀式ともいわれる「
落とし」があった。
14日は比叡山延暦寺の高僧が参拝し、神仏習合の名残を伝える最重要神事「例祭」などが営まれる。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 山道なんの 神輿勇壮に