11日、大津でフォーラム
老朽化のため15年以上休館が続いている県立琵琶湖文化館(大津市)の後継施設をテーマにした県民フォーラムが11日午後2時から、大津市のコラボしが21で開かれる。県などは会場とオンラインの参加者を募集している。
同館は1961年に開館。国宝2件と重要文化財54件を含め、仏教美術や近世の絵画を中心に1800件以上の所蔵品があるが、2008年度から休館したままとなっている。後継となる新施設は現在地から西約1キロの大津港近くにある県有地に建設し、27年12月の開館を目指している。
フォーラムは、3月にも着工するため、県民に改めて関心を持ってもらおうと企画。設計や管理運営を担う企業の担当者が、船をイメージしたデザインなど新施設の概要を紹介するほか、大津市歴史博物館の木津勝副館長をゲストに招いて新施設で目指す展示のあり方などを話し合う。
参加無料。定員は会場200人、オンライン400人。県の「しがネット受付サービス」から申し込む。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 新琵琶湖文化館 考える