
県内有数の茶の産地、甲賀市土山町のJAこうか土山支所で1日、新茶の共同販売会初市が開かれた。2~3月の寒さで
こそ昨年より1日遅れたものの、4月以降は天候に恵まれたため、高品質に仕上がったという。
市内の農家などが栽培した新茶の茶葉9点(計103・5キロ)が出品され、参加した茶問屋などの担当者が色味や香りのほか、湯を注いで味も丹念に調べていた。この日の最高値は1キロ2万円(昨年1万8000円)で、平均価格は7328円(同5495円)だった。
JA全農しがの担当者は「まずは飲んでもらい、近江の茶のブランド力を向上させていきたい」と話していた。入札は6月上旬まで行われる。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 新茶「高品質」 甲賀で初市