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早朝の線路 軌道自転車で

早朝の線路 軌道自転車で

SKR 31日まで限定

エンジンを搭載した軌道自転車。始発前に線路を走ることができる(甲賀市で)=信楽高原鉄道提供
エンジンを搭載した軌道自転車。始発前に線路を走ることができる(甲賀市で)=信楽高原鉄道提供

 早朝の鉄道線路を保線用専用車でのんびり走りませんか――。信楽高原鉄道(SKR)は1日から、エンジンを載せた保線用の「軌道自転車」で始発前の営業路線を走るサービスを始める。

 廃線となった線路を専用自転車をこいで走る観光施設は岐阜県飛騨市などにあるが、「営業路線ではおそらく全国初」(SKR担当者)。午前4時半から1時間かけて信楽―紫香楽宮跡間約5キロを往復。途中には重要文化財の第一大戸川
橋梁きょうりょう
や、参道を横切る日雲神社など見どころもある。

 通常の列車は最高時速80キロだが、軌道自転車は同15キロ。社員が運転するので周囲の景色もゆっくり眺めることができ、途中2か所で記念撮影もある。担当者は「早朝の澄んだ空気の中、列車より低い視点から自然と風景を楽しんでほしい」と話している。

 料金は大人、子ども同額で1万6500円。期間は8月31日までで、1日1組(定員2人)限定で募集している。乗車希望日の1週間前までの予約が必要。問い合わせは同社(0748・82・3591)。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 早朝の線路 軌道自転車で