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明智光秀と一族しのぶ 

明智光秀と一族しのぶ 

大津・西教寺で法要 歴史ファンら参列

光秀と妻の木像を安置し、読経する僧侶(大津市で)
光秀と妻の木像を安置し、読経する僧侶(大津市で)

 戦国武将・明智光秀(1582年没)やその一族、家臣団を弔う法要が命日とされる14日、大津市の天台
真盛しんせい
宗総本山・西教寺で営まれ、歴史ファンら約100人が参列した。

 光秀の命日は諸説あるが、
菩提寺ぼだいじ
の同寺では居城・坂本城が落城したと伝わる6月14日に法要や講演会を実施している。この日は本堂に光秀と妻の木像を安置。武田
圓寵えんちょう
貫首らが読経や散華をして供養し、参拝者も焼香した。

 同宗の市川隆成・宗務総長は「来年の大河ドラマは豊臣家がテーマだが、光秀公がどう描かれるか楽しみだ。大津市や県が坂本城跡の国史跡指定に尽力してくれているので、それも含めて顕彰したい」と話した。

 坂本城跡の発掘に携わる市文化財保護課の岡田有矢主任は講演で「国の史跡にすることで、確実に遺跡があるところはしっかりと守っていきたい」と語った。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 明智光秀と一族しのぶ