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春の琵琶湖岸 駆け抜ける

春の琵琶湖岸 駆け抜ける

びわ湖マラソンに7400人

一斉にスタートするランナーたち(大津市で)
一斉にスタートするランナーたち(大津市で)
優勝した蘆田さん(左)と広川さん
優勝した蘆田さん(左)と広川さん

 近江路を走る「びわ湖マラソン2025」(県など主催、読売新聞社など後援)が9日、開催された。3回目となる今回は、2人でたすきをつないで走る「ペアリレーマラソン」が新設され、計約7400人の市民ランナーが青空の下、琵琶湖岸を駆け抜けた。(青山大起、東川直央)

 フルマラソンには47都道府県と海外からエントリーがあり、午前8時20分、三日月知事の号砲で大津市の皇子山陸上競技場をスタート。近江大橋を渡って琵琶湖沿いを北に進み、守山市のSGホールディングスグループ総合体育館前で折り返し、草津市の烏丸半島のゴールに向かって力走した。

 終盤の接戦を制して男子で優勝したのは京都市の蘆田恵伍さん(30)(西練)。記録は2時間22分18秒で、「まさか優勝できるとは思わなかったので、すごくうれしい」と笑顔を見せた。大会への参加は初めてで「近江大橋からの景色がよく、気持ちよく走れた。地元の方々の沿道の応援も力になった」と振り返った。

 女子は、京都市の広川風佳さん(29)(OBRS)が2月に行われた京都マラソンに続いて優勝。2時間42分54秒で、大会新記録をマークした。「しんどい時は比良山の雪景色を見ながら走った。様々な年齢層の方が参加していて、刺激になった」と話した。蘆田さんとは同じ練習会で鍛錬する仲だといい、「まさか一緒に優勝できるとは思わなかった」と喜んだ。

 ほかの上位入賞は次の皆さん。

 【男子】<2>杉本和己(京都産業大)<3>山本貴大(マツダAC)

 【女子】<2>太田美紀子(京都炭山修行走)<3>村田さやか(神戸市陸上競技)

ペースランナー 新たに導入

初めて導入された「ペースランナー」のボランティア(左、守山市で)
初めて導入された「ペースランナー」のボランティア(左、守山市で)

 参加者からの大会ボランティアに対する満足度が高いのもびわ湖マラソンの特徴だ。

 今年は約2300人の応募があり、コース上での誘導や更衣室の管理などを担った。自転車でコース上を走り、重篤な症状のランナーの救護活動などを行う「自転車AED(自動体外式除細動器)隊」に参加したびわこ成蹊スポーツ大3年の小林成夢さん(21)は「AED隊がいることは心強いと思う。自己ベストを目指して頑張ってほしい」と話していた。

 今回は、初心者でも目標タイムを達成できるよう、「ペースランナー」を新たに導入。4時間30分のペースランナーを担当した兵庫県尼崎市の会社員中尾昌友さん(52)は「『絶対いけるぞ』と声をかけながら、安心して走ってもらえるように心がけた。自己ベストを達成できるようにサポートをするのが喜び」とやりがいを語った。

夫婦や友人 88組挑戦 初のペアリレー

中継所でたすきの受け渡しをするランナーたち(草津市で)
中継所でたすきの受け渡しをするランナーたち(草津市で)

 新たに設けられた「ペアリレーマラソン」には、夫婦や友人同士でペアを組んだ88組が出走した。

 県スポーツ課によると「一度このコースを走ってみたいけど、フルマラソンはハードルが高い」という人向けに、まずは体験してもらおうと企画。第1走者が皇子山陸上競技場から烏丸半島までの約26キロを担当し、第2走者が残りの約16キロを走り、ゴールまでたすきを運んだ。

 中継所となった烏丸半島芝生広場では、ハイタッチをしてたすきを渡したり、スマートフォンで動画を撮影しながら第1走者を迎えたりと、リレーならではの光景が見られた。

 神奈川県から参加した大野善彦さん(60)は、マラソン初心者の妻・雅美さん(60)をゴールで迎え入れた。大野さんは「体力の限界だったけど、(中継所で)妻が待つので頑張れた」と話し、雅美さんは「スマホでランナーの位置が分かるアプリを見ると、旦那が頑張っていたので『私も頑張らなきゃ』と思った。景色が楽しくてあっという間でした」と充実した表情を浮かべた。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 春の琵琶湖岸 駆け抜ける

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