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県管理 下水管を緊急点検

県管理 下水管を緊急点検

埼玉の陥没事故受け

下水管が埋まった路面やマンホールに異常がないか調べる委託業者(草津市で)
下水管が埋まった路面やマンホールに異常がないか調べる委託業者(草津市で)

 埼玉県八潮市で起きた下水管の破損が原因とみられる道路陥没事故を受け、滋賀県は、管理する直径2メートル以上の下水管の緊急点検を進めている。5日には草津市内で路面やマンホールなどを確認した。点検は6日までで、現時点で異常は見つかっていないという。

 県は、彦根市など4市4町の「東北部処理区」の約800メートル分と、草津市など9市2町の「湖南中部処理区」の約24キロ分を対象に、事故発生2日後の1月30日から点検を始めた。

 5日は、草津市の矢橋帰帆島にある湖南中部浄化センター周辺で、委託業者らが直径4メートルの管が埋設された道路を目視で点検。路面の陥没やマンホールの破損などがないか、図面を見ながら確認していた。

 県によると、下水管の耐用年数は50年程度で、県管理の下水管は古いもので供用開始から43年が経過。カメラで下水管の内部も調べており、これまでに腐食やひび割れなどで補修が必要と判定した区間が13か所あるという。劣化の程度によって、内側を高強度のプラスチックで補強するなど順次対応していくとしている。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 県管理 下水管を緊急点検

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