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蛇と水ゆかり 仏像特別拝観

蛇と水ゆかり 仏像特別拝観

初公開される八臂弁才天像と十一面観音坐像(大津市で)
初公開される八臂弁才天像と十一面観音坐像(大津市で)

石山寺、きょうから

 大津市の石山寺で、今年の
干支えと


」にちなみ、蛇と水にゆかりのある仏像の特別拝観が18日から本堂内陣で始まる。11月30日まで。

 仏教で蛇は仏法を守護する存在として信仰されており、蛇は水とも関わり深いとされていることから同寺所蔵の2体を初めて公開。うち「
八臂はっぴ
弁才天像」(高さ約46センチ)は8本の腕に宝珠や剣、弓などを持ち、男性の顔に蛇の体をした「宇賀神」といわれる福の神を頭にいただいた像で、江戸時代の作とされる。もう一体は「功徳水」の入った水瓶を持つ十一面観音
坐像ざぞう
で、ほかにも巳年の方角を守護する
因達羅大将いんだらだいしょう
の像も公開されている。

 同寺の鷲尾龍華座主は「琵琶湖やその周辺の自然環境に水の恵みをもたらすとともに、水害がなくなるよう願いを込めた」と話している。

 午前9時から午後4時(受け付けは午後3時45分まで)。入山料とは別に拝観料(中学生以上500円、小学生250円)が必要。問い合わせは同寺(077・537・0013)。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 蛇と水ゆかり 仏像特別拝観

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