25年度 トクリュウ対策強化向け
県警は、サイバー犯罪への対応や闇バイトなどSNSでつながる「匿名・流動型犯罪グループ」(トクリュウ)の対策強化に向けた人材を育成するため、2025年度の警察官採用予定人数を前年度より増やす。民間企業の採用試験などで広く使われている適性検査「SPI」の導入や大型車の運転免許を持つ人を優遇するなどし、幅広い人材の確保を目指す。春の採用試験の応募は4月21日まで。
トクリュウ対策強化の一環で、県警は警察官の定員を60人増員し、前年度から18人増の78人程度を採用する計画にしている。
一方で、県警警務課によると、24年度の受験者数は347人で、20年度の641人と比べて半数近く減少している。そこで、今までの「教養試験」と、「SPI」を選択できる方法を採用し、公務員試験の勉強に十分な時間を割けない社会人や、民間企業との併願を予定している新卒者らが応募しやすくした。
また、採用試験で優遇加点する資格の対象を拡大。これまでは中国語、英語、ポルトガル語、スペイン語、韓国語などの語学資格や、柔道や剣道などの有段者だったが、救急救命士と、要人警備などで多くの警察官が移動する際にバスの運転ができる大型免許の所持者を新たに追加した。救急救命士は、事件事故の現場で傷病人の救命措置や応急手当てをする人材として期待しているという。
同課は「様々な分野で活躍できる人材を募集している。社会に貢献したいという意欲のある方に挑戦してもらいたい」と呼びかけている。
問い合わせは同課採用係(077・522・1231)。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 警官採用予定数 18人増