道路や湖上 広範囲規制

８日　びわ湖大花火大会

　８日夜に大津市で開催される「びわ湖大花火大会」（同実行委員会主催）に合わせ、当日夕から会場の大津港周辺の道路や湖上で広範囲の交通規制が行われる。昨年に続き、通路での滞留や混雑を防ぐため、会場周辺を高さ約４メートルの目隠しフェンスで囲う。

■通行止め

　びわ湖大津プリンスホテル（大津市におの浜）から観音寺交差点（同市観音寺）までの区域や周辺の大通りなどは同日午後５時から車やバイクが通行止めとなり、歩行者専用道路になる。午後１０時～９日午前０時に順次解除される。

　一帯の湖周道路での駐車や歩道上での立ち見、近江大橋上での駐停車は禁止で、湖岸緑地駐車場は８日午前９～１０時に順次閉鎖され、午後１１時～９日午前０時に解除する。また、花火が見える名神高速道路大津サービスエリア（ＳＡ、大津市）も満車による本線の渋滞を防ぐため、上下線とも８日午後３～９時は閉鎖される。

■臨時列車

　琵琶湖大橋から近江大橋までの湖上は同日午後６～１０時の水上バイクなど動力船の航行を禁止（停泊は可能）する。ＪＲ西日本は駅利用者の混雑の緩和や分散のため、東海道線と湖西線で臨時列車計４４本を運行。京阪電鉄でも京津線と石山坂本線で臨時列車計８０本を運行する。

　実行委は、花火を見るために立ち止まる観客らで通路が混雑するのを防ぐため、今年も会場周辺に目隠しフェンスを設置する。