継承へ女子参加
長刀を振る若者ら(竜王町で)
国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に「
風流踊
」のひとつとして登録された「ケンケト祭り
長刀
振り」が3日、竜王町山之上地区で行われた。
織田信長の甲賀攻めに住民らが加わり戦果をあげたのを祝ったのが始まりとされる。
同地区内では、小学生以上の子どもや若者たちが鮮やかな色合いの腰巻きを身に着けて練り歩き、地元の杉之木神社などで長刀を振ったり、回したりする技を奉納。地域の伝統ある祭りを継承していくため、今年は小中学生や高校生の女子4人も参加した。