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<第97回選抜高校野球>滋賀短大付 夏への糧に

<第97回選抜高校野球>滋賀短大付 夏への糧に

初舞台 自慢の守備に乱れ

▽1回戦

 
敦賀気比 15―0 滋賀短大付

 第97回選抜高校野球大会第2日の19日、春夏を通じて甲子園初出場の滋賀短大付は1回戦で敦賀気比(福井)と対戦して0―15で敗れ、甲子園初勝利はならなかった。一回、三回の好機を生かせず、中盤からは守備のミスも相次いで失点を重ねた。それでも選手たちは最後まであきらめない懸命のプレーを見せ、アルプス席の声援に応えた。

1回無死1塁、1塁走者の森伸文主将が盗塁を決める(兵庫県西宮市の甲子園球場で)=宇那木健一撮影
1回無死1塁、1塁走者の森伸文主将が盗塁を決める(兵庫県西宮市の甲子園球場で)=宇那木健一撮影
力投する先発の桜本拓夢投手
力投する先発の桜本拓夢投手
5回途中から登板した中井将吾投手
5回途中から登板した中井将吾投手
敦賀気比に敗れ、整列する滋賀短大付の選手ら
敦賀気比に敗れ、整列する滋賀短大付の選手ら

 「1点だけじゃ試合が終わる。15、16点取ろう」。九回の最後の攻撃を前に、森伸文主将は円陣を組んでナインに呼びかけ、チームを鼓舞し続けた。

 初回、1番打者として初打席に立つと内野安打を放った。2番打者の2球目には二盗に成功。好機を演出した。試合前、保木淳監督が「先頭打者として試合を動かしてくれる」と期待していたキーマンだ。

 ただ、甲子園の雰囲気にのまれたのか、この日はチームで6失策。秋の公式戦8試合で失策は計6回のみという、自慢の守備にほころびが出て、大量点を許してしまった。「甲子園をイメージしきれていなかった。守備中に仲間の声が全く聞こえなかった」と森主将は振り返る。

 初めての夢舞台。だが結果には苦みが残る。「僕たちの力が全国にはまだまだ及ばなかった」と肩を落とした。だが「常連校のレベルや甲子園の雰囲気を知れたのは収穫」と前を向く。主将として、守備でミスがあっても崩れない強いチームを夏に向けてつくっていくつもりだ。「夏にリベンジする」。涙はそれまでとっておく。(東川直央)

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