万博ブースと県内観光地で配布
大阪・関西万博の来場者に滋賀を訪れてもらおうと、県は、複製や改ざんがないことを証明する「NFT(非代替性トークン)」技術を活用した記念のデジタルデータを、万博会場の滋賀県ブースと県内の観光地で配布する。2種類そろえると県出身のミュージシャン西川貴教さんの特別なデータがもらえる。



昨年11月から県内の旅館や飲食店など約30か所で先行して「滋賀観光記念NFT」の配布を開始。「御来県記念 滋賀県」の文字と西川さんの写真を使った神社や寺の御朱印のようなデザインになっている。
万博開幕後に滋賀県ブースで入手できる「滋賀万博記念NFT」はメダルのような円形で「滋賀 meets EXPO」などと書かれている。
日本国際博覧会協会が提供する電子マネーアプリ「EXPO2025デジタルウォレット」が必要で、県内の設置場所やブースで2次元コードを読み取って入手する。両方そろえると、アプリ上で「滋賀スペシャルNFT」を取得できる。
県観光振興局は「NFTは現地を訪れた証しの特別な記念品。万博と滋賀の観光地、両方を訪れてほしい」と呼びかけている。
[紹介元] YOMIURI ONLINE <zoom EXPO>特別なNFT 手に入れて