追加料金なしで読売新聞オンラインのすべての記事が読めます!

米原に国内最大級の蓄電所

オリックス 27年運転開始目指す

 オリックス(東京都)は、米原市内に国内最大級の蓄電所を建設すると発表した。太陽光発電や風力発電などの余剰電力を充電し、不足時に供給するシステムで、容量54・8万キロ・ワット時、出力13・4万キロ・ワットと、4万8000世帯が1日に使う量に相当。電力需給の安定化を図る。2027年運転開始を目指す。

 市有地約2万6000平方メートルを年間約650万円で借り、今年11月の着工を予定。リチウムイオン蓄電池コンテナを140台設置するほか、環境学習などに利用できる多目的広場も設ける。27年から20年間稼働予定で、関西電力送配電(大阪市)の送配電網を使って電力余剰時に充電し、不足時に放電する。

 5月30日に同市で開かれた定例記者会見で、平尾道雄市長は「温暖化を危機的な事態ととらえ、太陽光発電事業などの取り組みを進めており、蓄電所が立地することは弾みになる」と話した。

滋賀の最新ニュースと話題

[紹介元] YOMIURI ONLINE 米原に国内最大級の蓄電所

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です