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最後の合唱 高らかに

びわ湖音楽祭 西川さん出演

 「琵琶湖周航の歌」を次世代に歌い継ごうと歌手の加藤登紀子さんがプロデュースする「びわ湖音楽祭」が7日、近江八幡市の市文化会館で開かれた。2017年から開催されてきた音楽祭は今回が最後で、参加者らが合唱で締めくくった。

 周航の歌は1917年6月、現在の高島市今津町の宿で、旧制第三高等学校水上部(現・京都大ボート部)の部員が作った詩を、当時の流行歌の旋律に乗せて歌ったのが始まりとされ、加藤さんが71年にカバーした。

 音楽祭は歌の誕生100周年を記念して大津市で初開催され、今年で6回目。6番まである歌詞と関係の深い場所にちなんで毎回会場を変えて実施され、今年は6番の歌詞に登場する長命寺のある近江八幡市で開催された。

 この日は、滋賀ふるさと観光大使で歌手の西川貴教さんが特別ゲストとして出演。高校生や児童合唱団の吹奏楽演奏などの後、西川さんと加藤さんがステージに立ち、周航の歌などについて軽妙な掛け合いで客席を盛り上げ、それぞれ歌を披露した。

 フィナーレでは出演者らが周航の歌を合唱し、「われは



うみ


の子 さすらひの――」と歌が始まると、ステージと客席が一体となった。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 最後の合唱 高らかに

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