大津プリンスホテル 来年催し
びわ湖大津プリンスホテル(大津市)が、来年1月1日早朝にホテル内の階段を使った「ご来光登山ウォーク」を初めて開催する。ホテル最上階からの初日の出観賞を目指し、1階から最上階まで階段で「登頂」を目指すイベントで、担当者は「新年の健康や幸運を願いながら楽しく身体を動かしてもらえれば」と話している。(角川哲朗)
同ホテルは、県内最高層のホテルで「大津のランドマーク」とも言われており、ホテルのスタッフが「高さと絶景を生かしたイベントを実施したい」と7月頃からアイデアを練り始め、「階段を上って初日の出を見ることで、思い出に残る年始になれば」と計画。特別感と非日常感を味わってもらおうと、普段宿泊客が立ち入ることのできない非常階段を使い、「バックヤードツアー」気分も味わえるようにした。
当日は午前5時半に1階に集合して一斉にスタートする。非常階段は最上階まで約660段あり、約1時間かけて地上130メートル、38階にある多目的スペース「スカイバンケット トップオブオオツ」を目指す。登頂後は雄大な琵琶湖と、晴れていれば初日の出を楽しむことができる。
タイムは競わず、参加者同士で励まし合いながら自分のペースで上ってもらうといい、年齢制限は設けず、子どもからお年寄りまで家族で気軽に参加できるようにした。途中離脱も可能で、参加者には上った階数に応じてオリジナルの「登山証明書」をプレゼントする。初日の出が見られるのは例年午前7時過ぎで、登頂後、初日の出までは参加者らでゆったりと過ごしてもらい、その後、日の出を眺めながら写真撮影などをすることができる。
12月31日の宿泊者限定で、参加無料。定員30人。問い合わせは同ホテル(077・521・1111)。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 地上130メートル 初日の出へ・・660階段のぼろう