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湖川清掃活動に尽力

湖川清掃活動に尽力

「釣り人の会」に県、感謝状

波多野部長(前列右)から感謝状を受け取った「淡海を守る釣り人の会」のメンバー(大津市で)
波多野部長(前列右)から感謝状を受け取った「淡海を守る釣り人の会」のメンバー(大津市で)

 県は、良好な河川環境づくりに5年以上取り組んでいる団体を顕彰する「地域の川を守る自主活動」土木交通部長表彰に、草津市などで活動する「淡海を守る釣り人の会」を選び、7日、県庁で感謝状を贈呈した。

 表彰は、琵琶湖などで清掃活動を続けるボランティアをたたえる機会がないため、県土木交通部が今年度新設した。

 同会は2017年から琵琶湖や川、京都府などの琵琶湖淀川流域で約50回以上ゴミ拾いを行い、水辺に親しむ環境教育も企画。メンバーは小学生から70歳代までの約20人で、自治会や一般財団法人「セブン―イレブン記念財団」、守山市、県などと協力しながら活動を展開している。

 表彰式では、波多野真樹部長が草津市立笠縫東小の児童から「安全に川で学習などができるよう階段を設置してほしい」と要望を受け、県が護岸整備した「みずべのこ」事業を紹介。波多野部長は「水辺が子どもたちの学びの場となるよう取り組んでいる」と話すと、同会の武田みゆき副代表(42)は「川で育った我々は大得意。ぜひお声がけください」と応じた。

 話題は湖のごみ問題にも及び、同会メンバーでバスフィッシングガイドの小島明久さん(34)は「湖底に放置された漁網や舟などが多い」と指摘。漁師の高齢化で漁協が解散してえりが放置されている現状もあるといい、県の担当者は「県も改善に力を入れている」と説明した。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 湖川清掃活動に尽力

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