大津市坂本の天台真盛宗総本山・西教寺で、色とりどりの風車約2000個で境内を彩る「かざぐるま参道通り抜け」が行われ、参拝者の目を楽しませている。

風車は元気に走り回る子ども、吹き込む風を大人に見立てて健やかな成長を願うとともに、子どもの貧困や虐待などの問題に関心を向けてもらおうと、寺が2022年から行っている。
境内各所に風車が飾られ、本堂前のかざぐるま参道はトンネルのよう。訪れた人は吹き抜ける風を感じながら、記念撮影していた。
6月8日まで。開催中、境内に置く募金箱に寄せられた浄財や、売店の売り上げの一部は県社会福祉協議会に寄付する。同寺(077・578・0013)。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 境内 2000個くるくる