佳子さま　書道演技を見学

米原・伊吹高

　秋篠宮家の次女佳子さまは８日、国民スポーツ大会の総合閉会式に出席した後、県立伊吹高（米原市）を訪問し、体育館で書道パフォーマンスを見学された。

　１～３年の書道部員１５人が代わる代わる筆を執り、縦２．７メートル、横７メートルの紙に「墨人魂」などと書き上げた。また、
蝋（ろう）
で「ようこそ佳子さま」と書いた部分を桜色で塗り、文字を浮かび上がらせる演出もあった。

　佳子さまは、部員一人一人に入部のきっかけを質問したり、「見ていて楽しくて、うれしい気持ちになりました」などと声をかけたりされた。部長の女子生徒（１８）は「言葉遣いが丁寧で、穏やかな方だった。とても緊張したけど、みんなで協力してうまく乗り越えられた」と話した。

　見送りに立った生徒たちが手でハートマークを作ると、佳子さまも同じポーズを返される場面もあり、生徒たちは大喜びだった。