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レイラック 最終節黒星 

レイラック 最終節黒星 

今季2位 J入り 入れ替え戦に

 サッカー・日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀FCは23日、彦根市の平和堂HATOスタジアムで行われた今季最終節で横河武蔵野FCに0―1で敗れた。前節で2位を確定させていたレイラックは、J3入りの要件となる年間観客動員3万人も、3万5334人としてクリア。J3で20位のアスルクラロ沼津との入れ替え戦に、滋賀初のJクラブ入りをかけることになった。

最終節を終え、サポーターにあいさつする角田監督(左、彦根市で)
最終節を終え、サポーターにあいさつする角田監督(左、彦根市で)
相手ゴールに向かって攻め込む森本ヒマン選手(右、彦根市で)
相手ゴールに向かって攻め込む森本ヒマン選手(右、彦根市で)

 この日は、クラブ史上最多となる5452人が来場。試合はJFL残留には勝利が絶対条件となる相手の気迫に苦しみ、55分にPKで先制を許して追いかける展開に。交代で攻撃的な選手を次々と送り込んだが、FW人見拓哉選手のシュートが相手GKの好セーブに阻まれるなど、最後までゴールを割れなかった。

 J入りを目指し、チーム体制を一新して3年目。一昨年は勝ち点差1の3位、昨季は4位と惜しい順位が続いていたが、昨季途中から指揮を執る角田誠監督のもと、今季は序盤から上位に名を連ね、過去最高の2位となった。

 入れ替え戦は第1戦が12月7日に同スタジアム、第2戦が14日にアウェーで行われる。今季途中にJ3の高知ユナイテッドSCから加入したMF宇田光史朗選手は「昨季も高知で経験した。入れ替え戦は技術よりも団結力。一つになったチームが上回れる」と一体感がカギを握ると強調。角田監督は「今日はふがいない試合をしたが、まだ2試合、挑戦できる権利がある。滋賀のサッカーの歴史が変わる瞬間が手の中にあるので、しっかり準備したい」と大一番を見据えた。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE レイラック 最終節黒星