東近江市の八日市商工会議所が、ローカルフードとして開発した「勝運
カツ」の販売が市内の飲食店で始まった。「勝運の神」をまつる同市の「
」にちなんだネーミングに、鶏肉を使ったカツと「勝つ」をかけた商品で、同商議所は〈とり
店〉を掲載したマップも製作。「勝運のまち八日市」の発信に力を入れている。(中村総一郎)
誕生秘話や名所も紹介 「とり扱店」マップ製作
勝運太郎棒カツは、一口サイズの鶏ムネ肉数切れを串に刺し、パン粉を使って揚げる。今年2月に試食会を開催。4月25日から市内7店が販売を始めた。
マップでは商品の「誕生秘話」として、鶏は2本足で「地面に手をつかない」ことから縁起担ぎとして相撲の世界などで鶏肉が用いられてきたというエピソードを掲載。地元の濃い口しょうゆや日本酒を用いた「八日市オリジナルソース」も併せて開発したことも紹介している。また、マップを手に市内を巡ってもらおうと、太郎坊宮(小脇町)や東近江
会館(八日市東本町)、布引焼窯元(外町)などの観光スポットも収録した。


商品には、食べた後も楽しめる仕掛けとして、串に刻印が施されている。刻印は▽克勝(己に打ち
ち勝利する)▽正勝(正に勝利を収める)▽速勝(速やかに勝利をつかむ)▽穂(豊かな実り)――の4種類。克勝は、太郎坊宮の石段の数にあわせて742本に1本の割合で現れる「至高の勝運串」で、正勝も100本に1本となっている。
開発した同商議所観光物産振興委員会前委員長の冨田隆史さん(48)は「今後、各店がそれぞれ工夫を凝らした棒カツにしてほしい」と期待。「カツフェスの開催やイベントとのコラボレーションなど、棒カツを広める取り組みを検討している。いつかは学校給食でも提供したい」と話している。
マップはA4サイズで2000部を印刷。市観光協会などで配布している。問い合わせは、八日市商工会議所(0748・22・0186)。
